新イタリアの誘惑

イタリアを中心にヨーロッパの風景や美術紹介。時々日本も

京都

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先取り京都の紅葉 下 夜の闇を切り裂いて光る黄金の渡月橋 なぜか古寺で輝くポップアート

夕方からは嵐山に向かった。 電車を降りてすぐ出会ったのが、この鮮やかな紅葉。燃えるような、情熱的とさえ表現できそうな鮮烈さにうっとり。 夕食を摂って外に出ると、すっかり夜になっていた。目の前に広がる渡月橋は、見事にライトアップされていた。 橋…

先取り京都の紅葉 中 大原の里で見事な黄葉の世界とわらしべ地蔵、額縁庭園に出会う

午後は北へ。大原の里に向かった。 若狭路の東の山中に位置する三千院を目指す。 途中、未明橋と呼ばれる朱塗りの橋がある。その橋を周囲の木々の葉が包み込むように取り囲んでいる。 空間は微妙な色彩の違いを含みながらもなお、黄金の煌めきを印象付ける世…

先取り京都の紅葉 上  古都の秋を彩る自然美 高桐院の庭と真如堂の塔

あれほど暑い日々が続いた今年だったが、ようやく秋らしくなって来た。 秋と言えば紅葉。私がこれまでに訪れた紅葉時期の京都を、シーズンに先駆けて少々紹介してみたい。 まずは京都市北区にある臨済宗大徳寺派の大本山・大徳寺の塔頭の1つである高桐院。 …

京都の桜⑦ 桜越しに三味の音が・・・祇園白川 巽橋付近

最後に訪れたのは祇園白川。巽橋付近の夜は静か。白川の流れを包むかのように、夜桜が枝を垂らす。 茶屋建築の店が並ぶ川沿い。桜越しに三味の音が聞こえてきそうだ。 「かにかくも 祇園は恋し寝る時も 柳の下に水の流るる」 吉井勇の歌碑が川端に立っている…

京都の桜⑥ 桜のシャワーに打たれながら、夢の時間を過ごす…妙心寺の夜桜

夜桜のライトアップを見るために妙心寺退蔵院にやってきた。 ここの桜は典型的な枝垂桜。まるでシャワーのように桜の枝と花が天から降ってくる。 そのシャワーの中に入りこんで味わう至福の瞬間。 願わくは 花の下にて春死なん その如月の望月のころ (西行…

京都の桜⑤ 「今宵逢う人 みなうつくしき」 円山公園の夜桜にたたずむ。

円山公園に来た。ここには690本もの桜があるが、中でも枝垂れ桜は「祇園の夜桜」として京都の桜の中でも最も有名かもしれない。 「清水へ祇園をよぎる桜月夜 今宵逢う人 みなうつくしき」。与謝野晶子がこう詠んだのは、まさにこの円山公園でだった。 こ…

京都の桜④ 法観寺五重塔と清水寺三重塔。違った味わいの中で桜に包まれる

八坂の塔=法観寺の五重塔は、ある意味京都の代表的な風景の1つだ。国の重要文化財にも指定されている。 その塔の周囲を見事に桜が囲む春の風景は、何物にも代えがたい趣を感じさせる。 さまざまの こと思ひ出す 桜かな (松尾芭蕉) 少しずつ暗くなってゆ…

京都の桜③ 妖艶さとはかなさと。寺を背景に変身する桜…金戒光明寺、真如堂

金戒光明寺。幕末に京都守護職となった会津藩主松平容保が陣取った寺でもある。ここにも見事な桜。 一面花で覆われた境内で、ゆったりと階段を上るときの快感はなかなかだ。 山門横の桜はちょっと儚げに咲いていた。 この花びらは白の中に濃いピンクが溶け合…

京都の桜② 池越しに咲き乱れる艶姿や、社の赤に溶け込むような花びら…平安神宮

平安神宮の広々とした敷地の中でも、柄鳳池越しに見る桜は一段と美しい。 世の中に たえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし (在原業平) 水に映った桜が、かすかに風に揺れて不連続に姿を変える様を見ていると、あっという間に時間が過ぎて行く。 そ…

京都の桜① 咲き誇る満開のソメイヨシノ・・・京都府立植物園で

東京では14日の土曜日に早くも桜の開花宣言がありました。史上最速のうれしいニュースですが、世の中は新型コロナウイルス問題で埋め尽くされ、各所の桜祭りもほとんど中止になっています。 それなら、せめてweb上だけでも一足早くにぎやかな桜をご覧に入…