新イタリアの誘惑

イタリアを中心にヨーロッパの風景や美術紹介。時々日本も

2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

神戸旅② ルミナリエ下 1月の神戸の夜は、市中心部も光の輝きで温かく彩られた

メリケンパークの第一会場の後、第二会場の東遊園地に向かう。遠くに光の工作物が見えてきた。 神戸市役所のすぐ南に位置する広場の中央に着くと、光の壁掛け(スパッリエーラ)が広がった。 その横には、奥行きを感じさせる門がある。 近づくと、大ひし形や…

神戸旅① ルミナリエ上 阪神淡路大震災の年に始められた鎮魂と復興のイベントに行ってきた

神戸ルミナリエに行ってきました。 この催しは、阪神淡路大震災の起きた1995年12月に、鎮魂と復興を合言葉に始められたもの。 近年は、新型コロナによって中止となっていたが、今年4年ぶりに復活した。 場所は神戸市のベイエリアに第一会場が造られ、…

心ふるえる風景 イタリア編㊳ ポスターと陽光がコラボして もう1つのメッセージが浮かび上がる

イタリアの夏 陽光は予想以上に強烈だ 街を歩いていると しばしば家の壁の壁面に ポスターや広告が 張り付けてあるのに出会う オペラやコンサートの告知 商品のPRなど ただ なぜかそれらのポスターは 時々 緩めに貼られていることがある ある日街歩きの最…

心ふるえる風景 イタリア編㊲ ヴェネツィアでは 曇天でも"満月"が姿を見せる

夕刻 ヴェネツィア・サンマルコ広場に立つ 広場には通常 メリチェリエ通りから 時計塔のある大聖堂横に 到着するが この日は フェリーチェ劇場に寄ってきたので コッレール博物館側から 広場に着いた 少し前まで大聖堂は 夕陽を正面から受けて ほんのりと 壁…

心ふるえる風景 イタリア編㊱ 新しい人生はゴンドラで! まぶしい結婚式に出会った

ヴェネツィアへの 2度目の旅の時だった 教会巡りを始めて 本島中心部にある フラーリ教会の前に差し掛かった時 歓声が聞こえた 着飾った人たちの群れが 待ち構える中 教会正面から 一組のカップルが 満面の笑顔で 姿を現した 結婚式を終えたばかりの 新郎新…

心ふるえる風景 イタリア編㉟ ヴェネツィアに巨大な富をもたらした 華やかな色彩の結晶

ショウウインドウに飾られた ヴェネツィアングラスを見て その色彩の華やかさに 眼を奪われた ブルー レッド イエロー 照明の強弱 光の角度 影との対比 様々な 瞬間瞬間に 新しい変化を 紡ぎだし 新鮮な驚きを 与えてくれる もちろん レースのような繊細な模…

心ふるえる風景 イタリア編㉞ 突然現れた自然の造形の美に 我を忘れて空を見上げた

夜明けだった 少し寒いとさえ感じる 風が吹き過ぎる中 また 広場に来た 空は青いものの かすかに薄墨を流したかのような 暗さを伴っている しばし空の変化を楽しもうと 石段の端に腰を下ろした ホテルから歩いてきて 暖気を含んだ体に ひんやりする石の湿度…

心ふるえる風景 イタリア編㉝  記念日に ヴェネツィアの歴史を象徴する3本の旗が翻った

ある年の6月2日 ヴェネツィアのサンマルコ広場に行くと 3本の旗が 翻っていた 一番手前は ヴェネツィア共和国国旗 真ん中は 現イタリアの国旗 奥は EU加盟国を意味する欧州旗だ ヴェネツィア共和国とは 7世紀末に誕生し 1797年に ナポレオンによるフラ…

心ふるえる風景 イタリア編㉜ 紅の波動を越えて ゴンドラは孤高の旅を始める

昼はあれほどにぎわった リアルト橋にも 初冬の寒さが忍び寄る 夕刻には 本来の静けさが 蘇る 橋から見下ろす カナルグランデ 夕陽のなごりがもたらす光で 水面は 燃えるような朱に 染まり 周囲に波動の揺らめきを 広げて行く 音もなく進む 一隻のゴンドラ …

心ふるえる風景 イタリア編㉛ ヴェネツィア・レデントーレの祭りの夜 花火に照らされた広場で連帯の握手の輪が広がった

ヴェネツィアの島の1つにジュデッカ島という島がある サンマルコ聖堂のある本島と カナルグランデ(大運河)を挟んで隣り合った島だ その島で年に1度 もっとも賑わう日がある 11月の第3日曜日 レデントーレ教会の祭礼だ 起源は 約500年前に遡る 当時…